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希望小売価格
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24,000円 |
| 販売価格 |
19,000円 |
570-104 |
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180mm
樫焼柄48cm
白銅・カバー付 |
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19,000 円
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1本の鉄の棒が、自分の手を経て鋏になっていく。
毎日の仕事の積み重ねで
「職人」は出来上がっていくのだと思う。 |
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生花鋏の手元を丸く曲げる細工、形が蕨 (わらび)に似ていることから「蕨取り」と呼ぶのだそうだ。単なる飾り細工ではなく、ストッパーの役割も果たす。「華道家や庭師、 それぞれの流派や職人たちの使い勝手に合わせて、鋏鍛冶がこの形に育てて来た。そういう伝統の良さを守りながらやっていきたい」と笹岡さん。大学卒業後、一旦、サラリーマンになったものの「やっぱり、昔から見ていたオヤジの仕事をやりたくなった」と父・英二さんに頼み込み、2度目でやっと弟子入りを許されて8年が経った。
笹岡鋏製作所は、高知県ではただ一軒の鋏鍛冶。大阪・堺で鋏職人として修業した英二さんが、30余年前にその技術を土佐に持ち帰った。生花鋏をはじめ、刈込鋏、植木鋏など、仕事のやり方は一 貫して昔ながらの手仕事。鉄に鋼を付け、鍛えて研いで仕上げるまで十数工程にのぼる。
生花鋏のほとんどは京都に出荷されていて、池坊の全国のお弟子さんたちに使われる。「1本の鉄の棒が製品となってお客さんに届くまで、すべて自分でできるのでやりがいがあるし、面白い。今は少しずつオヤジの形に近づいていく嬉しさがある」と笹岡さん。その父は手取り足取り教える事はない。「職人は一生が修業。 鉄を打ち、自分の手が身体が覚えていく以外にない。自分なりのものを求めていけばええんじゃないか」と息子を見守る。その笹岡さんがこだわっているのが研ぎ。 土佐打刃物は長く使えるが、使えば切れ味も落ちてくる。だが、きちんと研げばすぐにまた新品に 戻るのが、手づくりのモノの良さでもある。
「僕はなんでも作れて、なんでも研いで直せる職人になりたい。まだまだ覚えないといけないこともたくさんありますが、僕は仕事を毎日継続していくその積み重ねで、職人はできあがるんじゃないかと思っています」。鋏の善し悪しは、軽からず重からず。笹岡さんはその鋏で自らの明日も切
り拓いていく。 |
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